お茶が出来るまで -栽培について-
・栽培適地
日本茶の原料となるチャの木は亜熱帯性の植物なので、あまり寒い土地では栽培できません。
国内においては南は沖縄、北は宮城県あたりまでが栽培地として植えられています。
生産量一番の静岡県を筆頭に、鹿児島県、三重県、宮崎県、京都府、奈良県などの大産地の他、
新潟県、島根県、茨城県、高知県など小さくも希少なお茶の産地が全国に散らばっています。
・茶園の一年
長い冬を越え春に出た新芽を摘んで作ったお茶を
「新茶(しんちゃ)」 もしくは「一番茶(いちばんちゃ)」 と呼びます。
それを皮切りに、年に2回から4回伸びた若葉を摘み取ります。
順に、二番茶、三番茶、四番茶と呼びます。
日本茶を造るに当たり、新茶の若葉が一番甘味と旨味を含有しているので
茶農家は一番茶の若葉を如何に美味しくするかを目標に畑の管理をしています。
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