お茶の入れ方・取扱い

お茶の保存  -悪くなった茶葉の活用-

お茶の保存  -悪くなった茶葉の活用-

 

 

お茶は乾物ですのでカビが生えたりすることはあまりありません。

また国内法に則って賞味期限などの記載をしていますが、一方で経年による熟成(別記事参照)もあります。

 

しかし、封を開けて長期間放置してしまった茶葉は空気を吸って風味が変化しています。

日本茶においては、開けたら飲みきるようにして下さい。

 

とは言え、中にはそのまま放置してしまったお茶。。。ありますよね。

そんなお茶の活用です。

 

 

◎脱臭剤として

子袋に入れておくと色々な匂いを吸着します。

お茶の匂い吸着能力はすさまじいものがあります。

疑う方は小皿に少し茶葉を載せて3日冷蔵庫に入れた後飲んでみて下さい。

隣にキムチや牛乳があると新しい世界が広がります。

 

 

 

◎自家製ほうじ茶として

汚れをぬぐったフライパンにキッチンペーパーを一枚敷いて茶葉を焙煎します。

温度は150度もあれば十分なので直火だと焦げ付きます。

コンロから少し上げて茶葉を撹拌し続けるとムラなく焙煎できます。

専用の「焙烙(ほうろく)」という陶器もあります。

 

 

 

◎堆肥に

茶がらもそうですが、お茶の栄養を植木に。

まるも では専用肥料の原料にも使用しています。

窒素分が多いので土と混ぜるといいかもしれません。

 

 

 

◎それでも、もう一度飲める状態にしたい

覆水盆に返らず・・・とは言いますが、限りなく元に近いように復元したいのなら

「再火(さいび)」をするのはどうでしょうか。

これは焙煎よりも低い温度で長時間熱を加え吸湿した水分と外気の香りを飛ばす作業です。

ご家庭では低温キープの出来るホットプレートが最適です。

温度は70度~80度。時間は1時間以上。

水分と共に嫌な香りが飛んでいくので、匂いが収まったら終了です。

 

 

他にもアイデア次第で色々な使い方ができます。

どんどん更新していきます!