6月9日
6月9日の青木葉です。
昨日の午後から中切りを行い、枝を払ってしまいました。
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対策をどうしようか迷っていた、こいつ
ウンカの扱いですが
今回は 「中切りで枝を落してウンカの住み処を奪う」 ことにしました。
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病害虫を放置してしまうと葉がボロボロになり木が枯れてしまいます。
しかし、まるも のある富士市の富士岡は富士山の麓でも斜面の始まるあたりなので
標高が低く無農薬栽培を行うには暖かすぎて病気や害虫の対策が十分できません。
それではまるもの求める「質」のお茶の葉の栽培ができない・・・
このことから、まるも の茶園管理の方針は 「減農薬栽培」になります。
・必要な時期に必要な分の防除を行う
・普段の管理で土壌バランスを保ち、病気や害虫の発生への予防を行う
・多少の害に負けない強い茶の樹に育てる
を実施することで安全でおいしいお茶を生産することを目指します。
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本音では、無農薬をやれないこともないのかな、とも思うのですが
ただ無農薬にして「おいしくない」のでは意味がないのではないか? と考えています。
お茶は「日用品」であると共に、日本の文化の一端を担う「嗜好品」です。
まるも はお茶の専門店ですので、「嗜好品としてのお茶」造りをしています。
美味しいお茶をつくるのが本来の目的ですので、その為に必要な農薬は使います。
(必要以上に使用することは、絶対にありません。)
今以上に美味しいお茶を造るのに、無農薬栽培の方が適している茶園があればそこで行いたいと思います。
今現在栽培管理をしている茶園、青木葉、丸山、鴻巣、西久保、石坂に関しては
「減農薬栽培」を実践している茶園だと考えて頂ければ良いと思います。