まるもからのお知らせ

山室農茶について

【まるも からのお知らせ】

まるも の新しい取り組み、『山室農茶』の販売が始まります。

『山室農茶(やまむろのうちゃ)』 は、富士山表富士宮登山道、

新七合目御来光山荘の全面協力によるコラボレーション商品です。

御来光山荘では7月3日より販売を開始しています。

30g入り封筒タイプ、400円

70g入り手提げバック、1000円

となります。

まるもHPでも取扱いを行いますのでご賞味ください。

詳細はコチラ→

『山室農茶』 について、経緯と目的、願いを簡単に書いてみます。

発端は今年の二月に、まるも五代目が御来光山荘の次期室主(むろぬし)

赤池悠平氏と出会ったことから始まります。

富士山の山小屋(やまむろ、と言います)を経営する傍ら、

山麓で農業を営む赤池悠平氏と、まるも五代目は

同じ岳南で農業を営む農人として、

お茶と向き合う茶人として、

岳南に生きる富士市民、富士宮市民として、

富士山を誇りに思う静岡県民として、

この国に、この時代に生きる日本人として、

共感するものが沢山ありすぎました。

そんな互いの気持ちをカタチにするには??

当然、「お茶で!」  となります。

岳南市民に、

静岡県民に、

低迷する茶業界に、

そして、富士山を、日本を愛する日本人に、

静岡県の誇り、ホンモノのお茶を!

日本人の誇り、霊峰富士山で!!

誰もを満足させるには、これしかない!!!

これなら、皆を幸せに出来るのかもしれない。

富士山麓、御来光山荘の『大岩』の茶園で栽培された茶葉を

まるも で加工、パッケージして、山室で販売するカタチに決めた3月、

運命を変える出来事が起きました。

あの震災以後、どうするか真剣に悩み相談しました。

二人で出した結論は、

それでも、富士山からお茶を送ろう!

でした。

何故か?

お茶は、日本の文化だから、です。

淹れるのは手間かもしれないけれど、

大切な人のためにかける手間は、その人への思いやりです。

『あなたを、大切に思っています』

そんな気持ちを、沢山、込めれるようにお茶の作法は手間を“設けて”ます。

そんな飲み物を何よりも一番隣に置いて歴史を重ねてきた日本人という人達は

この上ない思いやりに溢れた人達だと思う。

思いやりの、情の溢れた品だから、

今、この時代、この瞬間に、“日本人” にとって、必要なものだと強く信じたい。

大変なこの時にこそ、富士山に登って、日本を見て下さい。

その時に感じた事を、大切な人に話して下さい。

その時、傍らに僕と赤池君の造ったお茶があって

皆様の思い出話の助けになれたら幸いです。

以上、『山室農茶』 の裏話でした。