今年、2012年のお茶の様子について説明します。
まだ終わっていないので、完全ではないのですが・・・
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今年は寒さが続いた冬から春先の間旨みが新芽に十分蓄えられたため
葉が強くて、しなやかな気がします。
葉が強いと製造の第一段階である「蒸し」がしやすく
色落ちがあまりしない、後味がスッキリした、業界で言うところの
『よく蒸けてる』状態が作れます。
まるものお茶も今年は色と後味がスッキリしたお茶です。
お茶は農作物ですので毎年味や色、香りに変化があります。
熟練の技術でその幅を狭めることはできますが
ワインや日本酒のように、その年その年の味を楽しんで頂ける方が
よりお茶を好きになれるのではと思います。