11月1日
夕方、工場の整備が少し早くメドがついたので西久保の茶園の観察に行きました。
工場にいるよりも茶園を見て回る方が発見があって楽しいです。
・・・工場も稼働中=お茶揉み は最高に面白いですが。
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写真は西久保の茶園。
影は道向こうのガケです。
このところ日が落ちるのが早いためか夕日が眩しく感じます。
山にいると、秋の夕暮れ になったのが良く分かります。
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パッと見た感じ、生育は順調だなー と思っていたら
脇に花が咲いていました。
お茶の樹は、歳をとったり栄養がなくなったりすると
次世代に種を残すために花を咲かせます。
綺麗な白い花ですが、茶農家視点では茶の花は木からのSOS
この茶園では、 夏場の水不足と中切りのダメージが木に残っていた のが原因。
来年は中切りをしないで樹勢回復を目指そう・・・
ちなみにこの花、サポニンという成分が含まれています。
脂肪の蓄積を防いだり酸化を防止したりと、ダイエット向きの成分で
某コ●コー●のペットボトルにも入ってたりするのですが
天然の界面活性剤=泡立つ ので石鹸などにもなります。
サポニン=茶花を用いたもので面白いのは、島根のボテボテ茶
茶花と煮出した番茶を竹の茶筅で泡立て、米やシイタケや黒豆、たくあんを入れて食べる
郷土料理で、松江城の周辺の茶屋で食べれます。
こんなやつです。
けっこう美味しいので、オススメです!